皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】
第20章 歪んだ愛 【ロブ・ルッチ】
付き合って半年経った頃から始まった。彼の”歪んだ愛情表現”
首を絞めたままキスをしたり、吐いている私を見て笑みを見せたりする。
「やめてって…急に…けほっ…。」
ルッチ「愛してる。」
一言目は必ずこれだ。
「重い。」
そう伝えると、彼は私の上からどいた。
「会議は…?」
ルッチ「もう終わった。」
「!…なんで起こしてくれなかったの…!?」
急いで体を起こした。
ルッチ「ナツキが聞く必要ないと思った内容だったからな。」
「はぁ…だとしても起こしてよ…。」
ルッチ「…」
「!?…」
スイッチが今入ったのか、それとももうとっくに入っていたのか、彼は私の首筋に噛みついた。
「いっ…た…。」
血が垂れ、彼はそれを舌で舐めとった。身体中噛み跡とキスマークがいっぱいだ。