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皆に溺愛されている件について 【ONEPIECE 短編集】

第3章 キス 【キラー】


キッド「キラーの素顔がどうかしたのか?」



相変わらず、こちらに顔すら向けない。



「…キラーさんとキスしたいんです。」

キッド「!?…はぁ!?」

「…」

キッド「…テメェそれ……俺に言ってどーすんだよ…。」



1度私の顔を見るも、すぐに顔は手元に…。



「だって、もう1年も付き合ってるのにキスすらしたことないって!!おかしくないですか!」

キッド「知らねぇよそんなの…。」

「…どーすればいいですか。」

キッド「知らねぇ。」

「使えな…。」

キッド「おい聞こえてんぞ。」

「はぁ…まあわかってましたけど…船長に相談しても良い解答貰えるわけないって。」

キッド「ぶち殺すぞテメェ。」

「どーすればキス出来るんだろう。」

キッド「本人に直接言えばいいだろうが。」

「……頑張ってきます。」

キッド「あぁ。」



船長の部屋を出て、またダイニングキッチンへ行く。
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