第43章 41.激裏
「ハルカっ、…あっ、フッ、そろそろイクぞ、」
『はっ、出して……っ、ン、いっぱい中に出して…っ!』
締め付けながらも、吐精を促す。
速さを増して、最後には深く差し込まれた後にゾンビマンは堪えるような、息を止めるような声にならない声を絞って私の奥底で子種をたくさん吐いていった。
どくっ、どくっ…どく。
射精の脈を感じる。真剣な顔で瞳を閉じているゾンビマンの顔を見上げた。気持ち良さそうに僅かに腰を振って少しでも奥に出そうとしている姿も愛おしい、と思う。
「ハァッ…ハァッ…、」
肩で息をする彼の背に脚でギュッと抱きしめ、背に手を回した。
しっかりとくっついて心も体も満たされていく。息を整えたゾンビマンは私の頭を撫でて、額に軽く唇を寄せた。
「そんなにがっつかれると、一発じゃあ終われそうもないな…」
『疲れてるなら私が乗ってあげる?たくさん眠ったから、私は元気なんだけど』
フン、と鼻で笑って額を指でこづかれてしまった。
「だめだ、お前の騎乗位は。休みを挟みながら俺の精液をしっかりと搾り取っていくだろーが…」
『……すぐに再生して補充してるくせに』
意地悪にもニヤニヤしながら、私の上体を起こしてくれた。片手が背から腰へと擦っていき、腰を執拗に円を描くように撫で回してる。
「ケツを突き出しな。あの時はフラれたが、結構締め付けられて良くてな…」