• テキストサイズ

少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第14章 貴方と共に$(煉獄裏夢)


「杏寿郎様…///」



それは、期待しても良いのだろうか?



「那岐。俺の元に来てはくれないか?」

「それって…」



改めて顔を見つめられる。



「俺は、君を嫁に欲しい」

「……ですが、私では子を…」



煉獄が那岐の手を握る。



「子を産めないから、身を引くのか?」

「だって、杏寿郎様は炎柱なんですよ?下の者達に示しがつきません…槇寿郎様だって、納得されるか……」



彼の真摯な瞳から那岐は顔を背けてしまう。



「君がそんなことを気に病むことはない」

「ですが、煉獄家は…」

「何も俺だけではない。家には千寿郎もいる。それと……」



再度、煉獄の腕の中に包まれる。



「俺は君と未来を歩みたい…」

「杏寿郎様…良いんですか?」

「あぁ」

「私は鬼ですよ?」

「あぁ」

「なら、一つだけ約束を」

「約束?」

「……………」


/ 210ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp