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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第14章 貴方と共に$(煉獄裏夢)


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「澄みきった空といい、祝言日和だな」

「えぇ、綺麗な満月ですね」


那岐が日中に活動出来ないというのもあって、柱達も夜にお祝いに来てくれたのだ。


季節は夏。
蛍火の輝く月夜。



「那岐……」

「杏寿郎様…///」



にこにこと微笑む新郎新婦。



「なぁ、煉獄。めでたいのは分かるんだけどよぉ…」

「む?どうした?宇髄」

「いやいや、どうしたじゃねぇだろ。来賓が俺以外、全員酔い潰れてんじゃねぇか」



酔い潰れた柱たちが広間に転がっている。



「うむ、皆存外に弱いのだな!」

「いや、お前が異常だわ」



さっき、一樽呑んだろと宇髄が笑う。



「何と!」



杏寿郎様、楽しそう。

自然と那岐の顔も綻ぶ。


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