第9章 手に入らずとも (宇髄裏夢)
脚を広げられ、挿入される↓
「あ、の…旦那様?」
もじもじしている那岐の両脚を広げ、己の昂りを挿入する宇髄。
ぐちゅん。
「あっ…!!///」
「これなら嫌でも見えるだろうし。お前からも見えるだろ?俺のがお前に入ってるところ」
パン、パン、パン。
言葉通り、出入りしている宇髄の昂りが目に入る。
「旦那さ、ま…いやぁ…///」
「もっと奥が良いんだよな?ほら、いつもみたいに果てろよ」
「やっ…ちょっ…あっ、あっ…///」
ぐちゅん、ぶちゅっ。
振り落とされそうな勢いで腰をガツガツと振られ、早くも根を上げそうになる。
「那岐…」
艶っぽく呼ばれて思わず顔を朱に染めた時、ちゅっと唇を重ねられた。
「ん…///」
「もっと声出せよ……」
「無理、です…///」
「そうかよ、なら無理やりにでも出させてやるよ」
ごりごりと子宮口を突かれて、那岐が嬌声を上げる。
「いゃっ…ソコは…旦那さ…深いのぉっ…!!///」
「ははっ、良い声出てきたじゃねぇか。もっと啼け」
「やっ…はっ…あぁんっ…!!///」
全身をピンとしならせて、那岐が果てた。
「足りねぇよ」
実際まだ吐精していないのだ。
「俺が満足するまで付き合えよな?」
がむしゃらに腰を振られ、絶頂に達する那岐に何度となく白濁を注ぎ込む。
「溢すなよ」
「もっ…無理…///」
下腹はたぷんと音が鳴るくらい、白濁を呑み込んでいて、宇髄の昂りで栓をされていなければ流れ出す程の量だ。
「いっぱい入れてやったから今度は子が出来たらいいな、那岐…」
「そうですね……ふわぁ」
「寝ていいぞ」
こくりと頷いた那岐が俺の胸板に引っ付いて眠りに落ちる。
ああ、クソっ。
可愛いな。
猫を愛でる様に髪を撫でるとふにゃと笑う那岐に羽織をかけてやると、ひらりと落ちてきた一枚の紙片。
「天井裏かよ…」
拾い上げてそこに書かれている文面を読む。
『女子に負担をかけ過ぎるな』と。
そして、親父は那岐の存在を知っていたらしく、文末に鬼女に宜しくと書かれている。
全くいつも通り抜け目のない男だ。