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呪術廻戦の彼らと…? 【短編】

第2章 狗巻先輩







どう答えるべきかと悩んでいれば、狗巻先輩の両手に頬を包まれて先輩の方を向くようにグイッと顔を持ち上げられる。



『えっと…』



視線だけ横を向いて逃げようとすれば、先輩が新たに文章を書き直したスマホの画面を見せてくる。



[正直に言ってくれたら、ちゃんと彼氏になってあげる]


『ほ、ほんとに…ですか…?』


「しゃけ」



先輩の"しゃけ"は肯定の意味。


こ、こんなの、言うしか、ない‥!


意を決して口を開けば、



『服を脱がされて…いっぱい、触られたり、舐められたり……

あとは、長いキス、しました』



そうなんとかいい終わり、視線を狗巻先輩に戻せば眉間に皺を寄せていて…



『せ、先輩…?!』



確かに、付き合う、とは書いてあったけど怒らないとは書いてなかった。


けど、こんなのアリ…?


途端、引き寄せられたと思えば、敷いてあった布団に押し倒されて鼻と鼻が触れる距離になる。



「高菜!」


『へっ!?せんぱ…ん、ぁ…!』






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