• テキストサイズ

呪術廻戦の彼らと…? 【短編】

第7章 伏黒君






私の手首を捕まえていた伏黒君の手が少し緩んで、彼の身体がゆっくり離れていく。



「どうした?」



目が合って、余裕のない彼の表情に思わず息を呑んでしまう。



『え、と……その、今日は、ありがとう…だから、あの、やっぱり…』


「神楽?」


『わ、私、なんかでよければ、伏黒君の、好きに…して…?』



恥ずかしさで再び目をぎゅっと閉じて横を向くと、いつもより少しだけ荒い息づかいがゆっくり近付いてくる。

い、勢いで言っちゃったけど…!

私、大丈夫かな!?

初めては痛いって聞いたことあるし…
でも、伏黒君にはたくさん助けてもらって…



くちゅり、ちゅうっ…


『ひゃ、ぅ、んっ!み、耳は…!』


「好きにしていいんだろ。ちゅっ…はぁ、可愛い」


『ゃ…!んっ、は、ぁ…』


「元々その気だったけど、もう、やめねぇから」


!!

伏黒君が近すぎて、頭がまわらない…!

額を合わせながら、そう早口で言う彼から目が離せなくなり、胸の上で動いていた彼の手に気付かなかった。



『きゃ!ま、待って、見ちゃ、だめ…!』


「ごめん無理」



突然上体を起こされれば、いつの間にか学ランとシャツのボタンが全て外されていて、あっさりどちらも抜き取られてしまう。

必死に両腕で下着を隠そうにも意味なんてなく、ゆっくり近付いて来た彼が私の首筋を舐めあげる。




/ 172ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp