第1章 惨劇の日
路地にでるとまたエレン達に会うことになった今度はアルミンも一緒だった
「やっほーまたあったね」
「リア⁈お前家にかえったんじゃ」
「それがお使い頼まれちゃって・・・にしてもアルミン怪我してるけど大丈夫?」
「実はさっき殴られたんだ。殴った奴らはミカサを見て逃げたけど・・」
私達はとりあえず川岸へむかい座った
ふとしたようにエレンが
「そういえばリアって今度、訓練兵になるんだよな?卒業したらどこの兵団にいくのかきめてるのか?」
「うん。怖いけど調査兵団にいこうっておもってる」
「いーなぁ。俺も調査兵団にいきてぇなあ」
「・・・絶対駄目」
ミカサが反対した
「そーいやミカサよくも親にばらしたな!」
「協力した覚えはない」
アルミンが続ける
「それで何て言われたの?」
「反対された」
「そりゃそうだよ」
「なんだよお前もやめろって言うのか⁉︎」
「だって危険だし、気持ちはわかるけど。確かに壁の中は未来永劫安全だと信じきってる人はどうかと思うよ。100年壁が壊されなかったからといって今日壊されない保証なんかどこにもないのに・・」
ドオオォォォン
大きな音がして地面が揺れた
「なんだ地震か?」
人びとがしきりに指を上にさしている
(何がおきているの?)
通りにでてその方向をみる、そこで信じられないものを目にした
巨人が越えられないはずの壁に大きな手があったのだ