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炎雷落ちるその日まで / 鬼滅の刃

第10章 師範と継子 +



それと ——

水の呼吸に切り替える際、負荷がかかってやりづらかったけれど、筋力がついた事によってこれにも耐えれるようになった。

更に嬉しい事にカナヲから一本取る事も増えて来た。
筋力バンザイ!

私は本当に本当に師範に感謝した。もちろんタンパク質の摂取をすすめてくれたしのぶさんにも。

1日分の稽古を終え、甘味とお茶をお供に縁側に横並びに座る。そして修正点や良かった所を2人で振り返っているとこんな提案をされた。


「えっ?呼吸を使った特別稽古ですか?」

「ああ」

私は持っていた最後の一口の焼き芋をゴクンと飲み込んでお茶を啜る。

「君が継子になって3ヶ月。型も一通り取得しただろう?どの程度の腕前になったかそろそろ見ておきたくてな」

「はあ……」

腕前……ねえ? 腕前か。そんな言葉を脳内で反芻した。


「あの、特別と言う事は煉獄って使われる予定とか……は?」

私は恐る恐る聞いてみた。



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