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炎雷落ちるその日まで / 鬼滅の刃

第8章 炎の息吹が開く時 +



「杏寿郎、七瀬を君の継子にしてあげてくれないかな?」



「え?」 「む?」
私達2人の声が同時に重なる。私が煉獄さんの継子……?




「赤い刀身になったと言う事は、きっと七瀬に炎の呼吸の適正が備わったのではないかと。私はそう思うんだよ」

……やっぱりそう言う事になるのかなあ。

でも炎の呼吸って水の呼吸と対照的な呼吸。私に出来るのだろうか?
炭治郎が確かに水とヒノカミ神楽で対照的な呼吸を使ってはいるけど……。


「君達2人は面識がもうあるんだよね?なんだかとても2人は気が合いそうな雰囲気だけど……どうなのかな?」



え……いや、お館様……それは聞かれても何と言えば良いのでしょうか。


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