第8章 炎の息吹が開く時 +
ま、これが当然の反応かな。しかしこの2人怖かった……。
泣く子も黙る風の勢いだったし、首に巻いている蛇……確か鏑丸さんだっけ。彼(?)にも威嚇されたし、伊黒さんからはギロっと睨まれた。
「あの鳥って何て言うんだっけ.....」
9人いる柱の中で最年少。霞柱の時透無一郎さん。
全く私に興味なくて清々しかったけど、大分傷ついた。私は鳥以下らしい。泣きたくなった。
「2回も色変わりするとは…奇妙な事に巻き込まれて何とも可哀想な事だ……南無……」
岩柱の悲鳴嶼行冥さん。
そうですね。確かに私、可哀想かも。涙流されてるしさ……
そして ———
「元から赤かったんじゃないのか」
水柱の冨岡さん。
ええっ??冨岡さん、それはひどい。何回も私の日輪刀見た事あるじゃないですか。
……皆さん、実に様々な感想を述べてくれた。
炭治郎が呼ばれた時も一触即発の雰囲気だったそうだけど、今回もそれは同じで。
お館様が最終的に皆さんを言いくる……違った。説得して下さり、柱合会議は終わる。
頭も心も脱力感が凄まじかった。