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炎雷落ちるその日まで / 鬼滅の刃

第44章 継子達の恋、満開



「今日は話を聞いてくれてありがとう」
「全然。私もカナヲに会いたかったし、話がしたかったもん」

「ねえ、カナヲ。お願いがあるんだけど良い?」
「なあに?」

「その格好で改めてまた一緒に出掛けてもらえないかな」
「うん、もちろん良いよ」

どうして?と彼女は口に出さないけど、瞳がそう物語っている。

「今日は落ち着いた色の着物で来ちゃったから…自分も精一杯”女の子”って言う着物でカナヲと歩きたい。ダメかな?」

すると、ふふっとカナヲが笑った。

「どうしたの?」
「嬉しいなあって思って。私の方こそ是非お願いします」

「ありがとう!あ、それからしのぶさんに伝えてもらえる?来週か再来週伺いますって」

わかった……と了承したカナヲは「持ち帰り、どれにしようかな」とお品書きを見て悩み始める。

「きなこと黒蜜ってどっちがおすすめ?」
「うーん、どっちも美味しいんだけど……。黒蜜かな」

私は先日、杏寿郎さんが黒蜜のわらび餅を買って帰った事を思い出した。

とても美味しそうに食べてたっけ……。

カナヲは私がすすめた黒蜜を、私は先日ここで食べたきなこを選択。お会計を済ませて、持ち帰りのわらび餅をそれぞれ手に持つと、じゃあまた任務で。手紙も出すね…そう声をかけて、カナヲと別れた。


私はもう一件用事があるので、この後とある場所に向かう。
彼……巧の所に行く時は本当に天気が良いのだけど、この日も例に漏れず、晴天だ。


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