• テキストサイズ

炎雷落ちるその日まで / 鬼滅の刃

第20章 ほどけない夜が明けた後は ✳︎✳︎



「あん……もう朝だから、そこはちょっと」
七瀬が右手で俺の手首をやんわりと掴んだ。


「ここは嫌そうではないが」
手首を掴まれた事は全く気にせず、2つの愛らしい蕾を優しくキュ……とつまむと七瀬の体がビクッと震える。


「ん………」
君はこうされるのがとても好きだろう?こうするのも確か好きだったな。

俺は先端の蕾を親指と人差し指で、ゆっくりとこすり合わせてみた。

「んぅ……きもち……いや、ダメです!」
蕩けそうになっている顔を何とか押し殺したかと思うと、また少し俺の手首を掴む手に力を入れられた。


「……ダメなのか?」
珍しくそう言ってしまった俺に意表をつかれたようだが、グッと体に力を入れて彼女は体を起こした。


少しの”間”がまた出来る。
七瀬は俺をしばらく見つめたかと思うと、先程「ダメ」と言ったにも関わらずにギュッ…….と抱きついて来た。


「どうした?ダメではなかったのか?」
フッと笑いながら、彼女の髪を優しく指で梳かす。


「ダメだったんですけど……まだ朝も早いですし……その……」

では、その気持ちに応えるとするか。


/ 1010ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp