• テキストサイズ

炎雷落ちるその日まで / 鬼滅の刃

第19章 獅子なる星が降る夜に ✳︎✳︎ +



あ……これ、好きだな。
杏寿郎さんの気持ちがおでこを通じて、流れこんでくるみたい。
ふふっと笑っていると、急に温もりが遠のく。
え?もう終わり、なのかな。

「そう寂しそうな顔をするな。これからいくらでもやってやる。だがその前に —— 俺で君をいっぱいにしないとな」

彼はすっかり剃りたっている男根を自分で少し動かすと、私の蜜壺にそれをズズ……っと侵入させて来た。

たっぷりと潤っている自分の膣壁。
だから彼は途中で止まる事なく、奥までスルッと入って来た。先端が当たった瞬間、口から声が漏れる。

「……やっと1つになれたな、動くぞ」

パン、パン、パン……

お互いの結合部が当たる音が部屋に響き、布団も2人が動く度に擦れていく。

“気持ち良い”
それしか言う言葉がないくらい、本当に気持ち良かったのだ。
私の体と彼の体が触れ合っている場所から、満たされていく。

そして、1つに繋がっている結合部から、彼の熱く昂る炎に全てを奪われ、体と心が焼きつくされてしまいそうになる。


「大好きです、杏寿郎さん」
「俺も君が好きだ………七瀬が大好きだ」

「あなたと一緒に……気持ちよ、く……!」
「うっ、はぁ…!!」


/ 1010ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp