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炎雷落ちるその日まで / 鬼滅の刃

第15章 恋舞う蝶屋敷



「ありがとうございます。でも、全然敵いませんでしたよ。柱の人って本当に規格外の強さですよね……」

「煉獄さんは私達柱の中でも指折りの強さですからね。それは当たり前です」

ふふっとしのぶさんは綺麗な笑顔を見せてくれた。


「今度私とも手合わせしましょうよ」
「え?しのぶさんとですか?私がしのぶさんの速さについていけるとはとても思えないですけど……」


カナヲと稽古しているのを初めて見た時、本当にびっくりした。目で追うのが難しいぐらい突く動きが速いから。それにあの体の柔らかさ……。

「今のあなたは2つ呼吸が使えるでしょう?技術もまた上がったでしょうし、筋力も以前よりついてます。カナヲに勝つ事も増えて来たそうじゃないですか」


「だからわかりませんよー」
そう言うとまた彼女はにっこりと綺麗な笑顔で笑った。

「わかりました。では今度お願いします」
私はペコリと頭を下げ、しのぶさんに笑顔を返した。



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