• テキストサイズ

誇り高き魂【JOJO3部】【空条承太郎】【花京院典明】

第2章 誇り高き魂




承太郎side

「なんだ!この腕力ッ 女の力じゃあねえ!」

床から得体の知れぬものがはい上がっていくのが見えた……"スタンド"か!
花京院典明!……だと?石段でおれの足を切ったのもやつの仕ワザかッ!

「そのとおり」

背後から声がする……。

「て…てめーは!」

今朝にあのハンカチをよこしたやつだった。

「その女医には わたしの"幽波紋"がとりついて操っている…… わたしのスタンドを攻撃することは その女医をキズつけることだぞ JOJO」

教えたはずもねーが、どうせ今朝の会話を聞いていたんだろう。俺のあだ名を呼んでやがる。

「き…きさま な…何者だ!?」

「わたしの幽波紋の名は"法皇の緑" おまえのところにいるアブドゥルと 同じタイプのスタンドよ… 私は人間だがあのお方に忠誠を誓った」

あのお方?じじいが言ってやがったDIOとかいうやつか?

「だから! きさまを殺す!」

その声を合図に女医の力が強くなる。口からやつのスタンドらしきものが見えた。なるほどな、中から操っているというわけか……。

なら、こうするしかねぇ!

--------------------
-------------
-----

美紀子side

痛いなぁ……な!?何が起こっている!?怪我をした彼が転校生の彼に女医操られ攻撃を仕掛けられていたまでは会話と見ていることで解ったが……。

か、かれ、女医の人に……キ、キスを……している!?

かァッ……かお、あつい……。
当の本人でない私が赤面してどうするっ!!
落ち着けぇー落ち着け!

「この先生をキズつけはしねーさ!」

な、なんだ、そういうことか!彼も持っている何か、そういえばスタンドって言ってたな。それで引きずり出そうとしてたわけね!早とちりな考えしてた!よかった!

「こうやって引きずり出してみれば なるほど とりつくしか芸のなさそうなゲスな幽波紋だぜ 花京院!これがてめーの"スタンド"か!緑色でスジがあって まるで光ったメロンだな!」

そ、そこまで言わんでも。まあ、いたずらな暴行は良くない、彼に賛同するかな。

「ひきずり出したことを…… 後悔することになるぞ…… JOJO」

汗をかき、震えながら彼は言った。

「つよがるな」

そ、そうだそうだ!暴力は良くない!怪我をした彼に賛同する。
/ 43ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp