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誇り高き魂【JOJO3部】【空条承太郎】【花京院典明】

第6章 銀の戦車戦





……まあ、あの後すぐジョセフさんが来て、話は断ち切られた。
なので、私たちは解放され、次の行動へと急いでいた。

すると、ある屋台?の店主に声をかけられた。私ではないだろうが……。

なぜなら「そこのでかい兄ちゃん!あんたら観光客かい!?どうだいお粥!香港に来たら天津かお粥食べなくちゃ!ホットコーラもあるでよ!」と言われたからだ……。私はでかくないし兄ちゃんでも無い。

「お粥か……悪くない。知っているか?JOJO、日本と違って香港では主食としてお粥を食べることが多いんだ。じゃあ、ポピュラーなピータンと豚肉のお粥を貰おうかな。」

少し思うのだが、典明くんって……いや、やめておこう。

「まいどっ!!」と、これはいい笑顔……そりゃ注文入れば嬉しいでしょうね、商売ですしね……。

アヴドゥルさんが注文をしようとすると……「では、私は「おぉーい!お前ら何を食おうとしてるんじゃ!これからわしの馴染みの店に行こうと言うのに…」とジョセフさんから止められていた……。

そういえばジョセフさんに話を断ち切られた後に「仲良くなったんじゃな!承太郎と」と承太郎くん呼びしていたからか気付かれ「ならわしも、ジョセフさんとでも気軽に呼んでくれて構わない」と言われたのでそう呼ぶことになった。この旅で友達ではないだろうが、仲間……が増えて、仲良くなれてとても嬉しい……。

……っ!!いけない!
ホリィさんが今も苦しむ中、私は何を考えてるんだか……。

「おっ!そこのダンディーなダンナ!香港名物、ホットコーラはいかがですかな?」

今度はジョセフさんに狙いを定めたらしい店主がホットコーラなるものを進めている。しかし……「ホット!?コーラは冷たいもんと相場が決まっとるんじゃい!」と見事に振られたそうだ……。まあ、元々馴染みの店とやらに行くつもりだろうが……。

コーラってシュワシュワの飲みものだったっけ?シーザーちゃんが言ってたような気がする。私飲んだことないんだよな……。ジョセフさんの口ぶりだと冷たい飲み物ってことかな?ホットコーラって言うくらいだし多分デフォルトは冷たいんだろうな……。1度飲んでみたいものだ……。

ふと視線を感じて見てみると典明くんと目が合った……?
なんだろうか?微笑み返されたし……本当になんだろうか?
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