第4章 出発▷▶︎▷▶︎戦闘(タワーオブグレー戦)

「ファハハハハハハ おまえなあ 数撃ちゃ当たるという発想だろうがちっとも当たらんぞ！スピードが違うんだよスピードが！… ビンゴにゃあのろすぎるゥゥゥゥゥ」

典明くんが数撃ちゃ当たる…？
そんな安直な考え方する人だろうか…？


だが、典明くんは敵の挑発に乗ったのかなんなのか、エメラルドスプラッシュをまた放つ。

「おれに舌を引きちぎられると狂い悶えるンだぞッ！苦しみでなァ！」

_______________なに？引きちぎられると狂い悶える？

わたしの"法皇の緑"は引きちぎると狂い悶えるのだ 喜びでな！

なんと、灰の塔を法皇の緑の触手が捕まえた........！！
そして引きちぎった……グロい…。スタンドといえどもグロい…。

「既にシートの中や下に法皇の触手がのびていたのだ エメラルドスプラッシュでその空域に追い込んでいたことに気が付かないのか」

機転……が利く…頭脳派は伊達じゃない……。凄い！

さっきの当て身されたおじいさんが本体だったらしい…舌が裂けて…グロい。引くほどグロい…。

『うわぁ……。頭も……。』

多分この気持ちは私だけではないはず…。
と言うより、典明くんの言う通り肉の芽が確かに無い。

アヴドゥルさんいわく金で雇われた……。
この人に同情しかけていたがやめた…。
自分の意思で人殺しをする人には、憎悪を感じる。

「変じゃ さっきから気のせいか機体が傾いて飛行しているぞ……」とジョースターさんの声に気づき、グラッとした機体に完全にすくんだ足では耐えきれずフラっと倒れそうになると逞しい腕に支えられた……。

「おい ボサっとしてんじゃあねぇぜ」

そう言われたが、彼はあくまで優しさを持って支えてくれたんだろう…。

『ごめんなさい…ありがとうございます…』

お礼を告げると「フンっ」なんて返ってきたけど、これで合ってるはず……多分。

まさかとのジョースターさんの声が聞こえたと思うとジョースターさんがコックピットに走っていった……。……？

いや……。うぅん……？ジョースターさんを止めるCAが空条くんに見惚れて彼に少し乱暴にされ身体を傾かせ典明くんに支えられまたそんな彼に彼女らが惚れたことにつっこみたいが抑えた……。

「舌を抜かれている」……パイロットの舌を抜かれているなんて、そんな…どうするんだ？まずはパイロットの代わり…