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誇り高き魂【JOJO3部】【空条承太郎】【花京院典明】

第4章 出発▷▶︎▷▶︎戦闘(タワーオブグレー戦)




DIOというものは、多分存在しない方がいい。私とて人をこんなふうに言うのはダメなことはわかってるしDIO程のものでも気分は良くない。だが、この世に執着し生きながらえたDIOという人はどうにも嫌いだ。高祖父のことも、ジョナサン・ジョースターさんのことも。身体を奪われた彼はDIOの傍にでもいるのだろうか……?それならば、どれほど辛いのだろうか。DIOの所業を傍らで見届け続けるなんて拷問に近い。だから私も手下になどなりたくないのだ。


典明くんがホリィさんへと恋心を紡いでいた。正直に言うと同年代の息子の前で言うか?って思った。微妙な空気だし…。アヴドゥルさんが返事してあげなかったらこの微妙な空気が続いていたかもしれない。超感謝。

行くぞ!という声にバーンって感じにみんながポーズとった……。出遅れた。

ジョースターさんが「ほれほれ!美紀子ちゃんも!」なんて言ったが私はあいにくそういうキャラじゃないんですよ……一応横に並んだけど。

そして再度みんなで気合いを固めた。私は素直に嬉しい。

友達と言えるかは分からないが、確実に仲間ではある。

仲間が嬉しかった。人との繋がりは…やっぱり焦がれるほど暖かい。

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某空港から飛行機に乗った私達だが……ジョースターさんは確かに見られたと言った。警戒レベルは最大に引き上げねば!あんまり詳しく考えてないけど…。

DIOは私のスタンドのことを知っているようだから、もちろん手下にも伝わっていると考えていい。だから、戦闘は基本みんなのサポートがいい。元々サポート向けなスタンドしてるし。

そして座席1人なのが何気寂しい。隣いないって凄いな…。

ブーンって羽の音がする…。虫…?むし…。

虫!?

『Mamma Mia! 絶対虫でしょ!?虫だよ多分!!虫とかほんと無理!!』いや、そんな冷めた目線送らないでよ…空条くん…。

そういえば、勝手にこう呼ばせてもらうことにした。

そんな彼がクワガタと教えてくれた。そんな情報いらないっ!典明くん!でかいとかそんなの知らないよっ!虫はほんとに無理!さっきから見ないように頭を抱えてうつむているので何してんだ?コイツと思われても仕方ないだろう。虫だけは…無理だからごめんなさい。

アヴドゥルさんが言った…。
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