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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第21章 スルタンコラボ企画 〜睡蓮の昼寝〜





…可愛いんですけど。
無意識のくせに頼られたような気がして
たまらない気持ちになった。

支えきれない首がかくんと落ちて、
半分隠れていた顔が露わになると…

…あれ?
こいつ化粧してる。

そんな事に気がついた。
普段は化粧っ気のない睦。
踊る時は派手な化粧をしていたが、
その反動なのか
それ以外の時は素顔のままだったのに…

これはもしかして、
実は俺のこと待ち焦がれてたってことか。
なんて、
都合よく捉えたりして。

まぁ、素直じゃねぇ睦が
密かに示した可愛い態度って事で。

このままベッドへ連れ込みたい所だが
この後、王への報告を控えている。
それは夜のお楽しみにしておいて…

「おい睦、起きろ」

ソファに腰掛け、
その膝に睦を下ろした。
支えた肩を起こして揺すると
寝ているくせに、ぷあっと欠伸をする。

「…ん…」

ぎゅうぅっと俺の胸に顔を押し付けて
あれ?と気がついた。
顔を上げ俺の顔を見てしばし無言…
のち、満面の笑み。

可愛い可愛い、可愛いよオイ。

それだけでも悶えてるっつぅのに、

「天元、正装だぁ…かっこいいねぇ…」

普段絶対ぇ言わねぇような事を口にした。
明らかに寝ぼけている話し方。
そう、
寝ぼけてんだよ。
なんなら夢の中だと思ってるくらいだよ。
だから落ち着け俺。
何をガラにもなく胸高鳴らせちゃってんの。

「あー…ただいま…」

「…おかえりぃ」

「おりこうに待ってたかよ」

ふふーっと笑って力いっぱい抱きつくと

「うん…淋しかったぁ」

いつもは曝さない胸の内をどんどん口にする。
…これいつ覚醒すんだろ。
どこまで曝すかな。

芽生えた悪戯心は歯止めがきかず…

「淋しかったのか」

「うん、3日は長い…」

「そうだな、」

俺は忙しかったしあっという間だった、
とは絶対ぇ言わない。
言わないのに、

「…平気だったのね…」

鋭い睦に即バレる。

「平気なワケねぇだろ。
毎晩お前を想ってたっつうの」

それはホント。

「ふぅん…いいよ、
たった3日くらい…淋しかったもないよね…」

しゅんと項垂れていじける睦が
新鮮で可愛くて。
寝起きのこいつ、たまらねぇかも。



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