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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第17章 愛月撤灯





耳の奥まで舌をねじ込んで
先には触れないよう胸を揉む。

「ん、やだぁ、ちゃんとさわって…
お願い、…天元の…ッ」

俺こそイっちまいそうな程の
締め付けを受けて、
俺はようやく腰を揺らした。
それでも、確かめるような優しい抽送。

だがそれを待ち侘びていた睦には
充分だったようで…
目を閉じ、

「はぁ、…あぁん…」

ため息のような
甘ったるい喘ぎをもらす。
細かい振動を続けていると、

「あ、あ、あっあ、…んひあ″あ″ぁっあ!」

びくっと大きく跳ねた後
ガクガク全身を揺らした。

「上手に、イけたな」

それを合図に、
今度は俺がイく為に擦り上げる。
うねるナカを抉って、ただ快楽を求めた。

「ひあ!いあっ、や″ぁああ!」

言葉すら失って、
ただ感じて善がるだけの
睦の声を聞きながら
こいつは俺だけのものだという独占欲と
守ってやれるのは
俺しかいないという庇護欲が相まって
組み敷かれて俺に狂わされている睦に
深く口づけをする。

口内まで犯されて
限界を振り切った睦が
また絶頂を迎えた。

「ん″ん″ん″んんーっ‼︎」

「…ふ、ッ…!」

耐えきれずに、
俺も睦の奥に愛を吐き出した。
ゆっくり擦り付けて
植え付ける。

「…睦……愛してる」

涙を掬うように、頬に口づけた。
睦は手を伸ばし
呼吸を乱しながら俺の髪を撫でる。
胸元に抱かれると、
言葉にはしないのに睦の気持ちが
流れ込んでくるようで
ひどく幸せな気持ちにさせられた。
全身で、愛を囁かれた気分になる…

はぁはぁと、
細かい呼吸を繰り返していた睦が
ひとつ深呼吸をした。

「…落ち着いたか…?」

「ん…」

呼吸は整い、短く答えたが、
火照りはまだまだおさまらないようで、
とろけた瞳は
さっきまでの情欲に濡れていた。

「……かわい」

可愛いしか出てこねぇや。
照れたのか、睦は俺の頭を抱え込み
横を向く。
…だから、そういうトコな。

「逆効果」

くすりと笑ってやると
ハッとして目を泳がせた。


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