第17章 愛月撤灯

「すげぇ濡れてんな」

「や、ぁ…んっ」

陰核に触れ、ゆっくり円を描いて転がすと
ナカが更に締まった。

「あ…ぅ…っ」

「睦…っ、キツい、だろお前っ」

下から抉って、
奥へと滑り込ませるように突く。
睦は両目を見開いて

「ぃあ″ぁっ…！」

吐き出すみたいな喘ぎをした。
あぁ、

「睦、ココもイイのか…？」

同じ場所を続けて穿つ。

睦は首を振り乱して
全身を硬直させていった。
でも、
ナカが喜んでる。
俺を離したくねぇと、強く包んで
もっとと言ってる。

「イイとこ、気持ちいいなぁ？」

「あ″ぁあ…っ…きもち…よ…。
よ、すぎ…て…だ、め…っ」

「なんで…？」

そうっと口づけをしてやり
掠める程度に、指先で身体をなぞった。

「あ、は…も、わかんな…」

「ん…なんもわかんなくなれ。
俺がいてやる、から…大丈夫だ…」

睦の唇を大きく食む。
快感に打ち震えて、

「ん、あ、やぁもう…ソコやめ、て…っ」

唇を塞いで言葉を奪った。
だって、気持ちよくさせてやる約束だろ…？

「もっと気持ちよくなろうな睦…」

「んあ、っ…天元…天元っ、
イき、たい…おねが…っ、イ、きたいぃ…」

「…睦…っ」

なんて可愛いおねだり。

激しいのに慣れている睦にとっては、
気持ちはいいが刺激が足りないらしい。

「可哀想に。イき方がわからねぇなら
教えてやるよ…」

俺は腰の動きをぴたりと止めた。
睦の腰も、揺れねぇように固定する。
そのまま耳を食み、
足の付け根を優しく撫でた。

睦はひくっと全身を震わせて

「ん…は、あ、や…っん！」

切なそうに啼く睦の秘部が
ひくひくと俺をくすぐる。

「睦、可愛いな…。
俺の咥えて、悦んでる」

耳に、囁くと
全身をよじって堪えるような素振りをみせた。

「あぁもう…うご、いて…天元、早く…っ」

「そんなに、ほしいか？」

「ほしい…がまん、できない、の…」

「可愛い…もっと、強請れ…媚びろ」