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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第41章 輪廻 〜if〜 後





ちゅ、と私のほっぺにキスをしながら
私の病気を位置付ける。

「ふふ…なった」

「ははっ、なっちゃったのかよ。
そりゃ良かったなぁ」

肩と、背中に回された腕が優しくて
胸の奥が熱くなる。

先生の膝の上に横座り。
それを抱えるように腕を回した先生が

「ソレ、気にいると思うけど」

「チョコは大好きだよ」

嬉々としてリボンをほどく私と一緒に
その小箱を見下ろした。

「…チョコじゃなくても泣くなよ?」

「…えぇ?チョコじゃないの?
先生がチョコだって言ったんだよ」

「俺?言ったか?」

「逆チョコって言ってたのに」

「あぁ…。言葉のアヤだ」

「なにそれ。だいたい逆チョコって何よ」

すっかり、チョコを食べる気になっていたのに
違うと言われて私はちょっとがっかりした。

「後でネットで調べろ。
つうかがっかりし過ぎじゃね?」

「だって…もうチョコ食べる口になってたのに」

ペリペリと、包装紙を止めるシールを剥がし
青い紙をめくる。

「そりゃ悪かったな。チョコかー…
冷蔵庫になかったか?」

「えぇ⁉︎うちにあるので済ませるつもり?」

「なんでだよ、チョコはチョコだろ」

「そうだけど…。なんか違う…」

中から出てきた箱も濃い青色だ。

「俺が食わせてやる。
それならちょっと特別感あるだろ?」

「………。ご、まかされないんだからな」

「…いや、絶対ぇ喜んでんじゃん」

「うるさいな」

他愛もないやりとりの最中、
パカっと開けた箱の中にあったのは
先生の言った通り、
ほんとにチョコレートなんかじゃなくて、
予想もしていないキラリと光る、
…でもよく考えたらこの箱の大きさって
よく映画とかで見る、
定番のものっていうか……

「………」

私は無言のまま、その箱を閉じた。


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