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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第41章 輪廻 〜if〜 後





先生が差し出したのは
濃いブルーの包装紙に包まれた箱。



「プレゼント…?」

「そ」

「チョコレート?」

「さぁどうでしょう?」

開けてみなと、
思わせぶりな物言い…
だけど、

「今日は、女の子があげる日だよ」

「逆チョコー。なんつって」

ニッと笑われたけれど、

「逆チョコってなに…?」

私はよくわからないワードの方に
ひっかかってしまった。

「お前ほんと若いの?」

呆れて表情を歪める先生。

そんなこと言われても
知らないものは知らない…

「……」

「…お前まさか
受け取らねぇつもりじゃねぇだろうな」

「…だって私…あげてないし…」

「だから俺がやってるんだろ」

「先生いっぱいもらってくるからぁ…」

「あッ!泣くなよ⁉︎あれは
そうしねぇと収まりがつかなかったんだって
言ったろうが!」

「先生…他の子からもらったらやだ…」

我慢しきれなくなって
零してしまった涙を隠そうと
無様に拭う私を
先生は困ったような目で見下ろした。

「なんだよ…何で急に可愛くなってんの」

「みんなの気持ちなんか
受け取っちゃダメなんだよ…!」

「…バカだねお前は。
収まりつかねぇのもそうだけど、あんなん、
お前のために受け取ったんじゃねぇか」

「……?」

「やきもち焼け」

「‼︎」

ひどい‼︎

「バカはどっちだ‼︎
先生なんかだいっきらいだ!」

「じゃ俺の気持ち考えた事あんのかよ。
毎日一緒の部屋にいて
手も出せねぇ俺の気持ち!
どんだけ我慢してると思ってる?
それくらいの仕返ししたってよくね?」

「…ッ…、そん、な…」

そう言われてしまうと、
もう何も言えなくなる。

つまり先生は、私に手を出したかったと…
そんな露骨に言われると、
どうしていいかわからなくなるし、
…それは、当然かとも思ってしまう。

でも、私の煮え切らない態度云々の前に、

「私が生徒だから、
手ぇ出さないんじゃなかった…?」

「もういいだろ。ほらコレ、」

先生は明らかにごまかして
更にプレゼントを差し出して来る。


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