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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第41章 輪廻 〜if〜 後





晴れて恋人となった2人が……

よく考えたら自分の生徒だけど…
そこらへんは大丈夫なのかな。
大丈夫ではねぇな。
あれ…?
やべぇ、な。

いや、好きになったモンはしょうがねぇ。

しょうがねぇ、じゃ済まされねぇか。
浮かれてる場合じゃなかったか。

——まぁ、それは今は置いといてだな。

そう、晴れて恋人となった日に、
その女を連れて行くようなとこじゃねぇってハナシだよ。
なんかこう、もっと雰囲気のあるような…
…でもラーメンもお好み焼きも
全然雰囲気ねぇな。
それでも睦は
何も気にする事なくきゃっきゃと喜んでいた。

…やっぱ可愛いな。

俺の知ってる女どもなら
えー?そんなとこ?
眉を寄せてそう言った事だろう。
正直、
そういうヤツを相手にするのは疲れる。

俺の睦は間違いなく可愛い。


俺はそば、睦はうどん、
共に天ぷらをトッピングに
ずるずると麺をすすり…
さすが食の細い睦は
見事に半分を残し、
その残りを俺が食い切ってから
早々に店を後にした。

熱い物を腹に入れて
あったまったはずの睦の体温は
ヒュウとひと吹きした夜風に
簡単に攫われたらしい。

理由はただひとつだ。

「何でそんな薄着なんだよ!」

そうツッコミを入れざるを得ない程だ。

1月の下旬。しかも夜だ。
今日は風も強く、
雪が降ってもおかしくねぇレベル。
それなのに。
睦のカッコと言えば
Tシャツに薄手のパーカーのみ。
下は足首まで隠すデニムだが、

「お前その下、半袖とか言わねぇよな」

その予感を拭えない……

「…そうだけど?」

「アホなのか⁉︎
寒がりが真冬に半袖とかあり得ねぇだろう!
そんなに俺とくっつきてぇの?
…それなら許してやらなくもねぇな、」

「自分こそバカなの⁉︎
そんなわけないじゃん!
ちゃんとした冬服持ってないんだよ!」

「はぁ…?なんで…」

「だって私、学校以外ほとんど出かけないし。
ずっと家の中で過ごしてたから
必要なかったんだもん…」

「……あぁ、…そっか」

言葉を途切れさせてしまいそうになり
俺は何とか言葉を紡ぎ出す。


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