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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第41章 輪廻 〜if〜 後





「なぁんでよ。お前睦だろ?」

「櫻井だよ!」

「…ガキか」

屁理屈ばっかりこねやがって。
可愛いけど。

「櫻井!」

「…宇髄になれば?」

「うず…っ⁉︎なるかバカ‼︎」

「口が悪ィ」

「なりませんわよおバカさん‼︎」

「…そうじゃねぇわ。
んっとに…しょうがねぇヤツだなぁ、」

ほんの冗談を真に受けやがる。
ムキになられると
こっちも勘違いしそうになるだろ。

どうしようもねぇや。

「睦が可愛いから
今日はなんか食いに行こ」

抱っこされたままの睦は
俺についてくる他なくて、
きっとまた文句を言うんだろうなと
身構えてはいたものの、

「えッ⁉︎どこに⁉︎」

予想外の反応を見せられて
肩透かしを喰らったような気分だ。

「そーねぇ。ラーメンとか」

カラダあったまるし。

「ラーメン⁉︎」

「お好み焼きとか」

目の前に鉄板あるおかげであったけぇし。

「お好み焼き!うまく焼けない…!」

「あっそ。俺焼けるし。
後は…立ち食いそば…は寒ィな」

「そばあったかいよ?」

「あそこの立ち食いは
入り口開けっ放しだから
冷てぇ風が入るだろ?だからー…」

睦の身体はすぐ冷えちまうからな。

「だから?」

きらきらの目で俺を見下ろし
言葉の続きを待つ睦。

「立ち食いそば食いに行こ」

「えぇっ⁉︎寒いのに?」

「寒ィとー、」

「うん」

俺よりも少し高い位置から
身を乗り出して
うんうんと頷く睦が可愛くて
どうしても気持ちが浮つく。

「くっつけるからな」

「くっ、つける…?」

「そう。あの立ち食いは近ぇから
歩ってくだろー?
したら、途中寒ィからぁ
手とか繋いだりできるだろー」

「手ぇ繋ぐため?」

「そう。理由としては完璧じゃね?
寒ィから寄り添ってみたりして」

「…乙女か」

「乙女だわ」

もうヤケクソよ。

「そんな理由なくても、いいよ」

俺の返事を聞いて睦はくすくす笑った。

「……お?」

睦のためのお膳立て、
のつもりだったのだが、
まさかの不要…?


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