第101章 99.(ゾンさんと吹かせたい話/激裏)
サイタマに外泊という事を伝え、夕食を終えてからやってきたラブホテル。
部屋に入って早々、靴を脱ぎゾンビマンはまだ靴を脱いでいる最中の私に振り返った。
「今回はお前にやってもらいたいことがある」
『……ちんこしゃぶれとかはやめてよ?昔の事思い出して、いくらなんでも66号のでも吐きそうになる』
「それはそのうち慣れたらやってもらいたいが、それじゃねぇよ」
コートを脱ぐと、部屋のソファーの腕置きに掛け、自身はソファーに座る。ガチャガチャうるさいのは仕込まれた武器が互いに当たっているからで。
私も室内に入って、ソファーに…、ゾンビマンの隣に座る。
「潮吹きにチャレンジしたい」
『潮吹き…?』
脳裏に浮かぶはクジラなどの海洋生物の呼吸の際の名称。きっと言ってることは違うだろう、と携帯でさっさと検索する。
『……っ、こんなの無理無理、潮じゃなくて違う方出るでしょ!』
「いや、やってみないと分かんねぇぜ?やってみて慣れてきたら普通にセックスしてる時に潮吹けたらお前ももっとイイんじゃねぇの?」
腕を組んで考えてみる。
チビる感覚がする程に刺激するようなもので、尿だったらスカトロプレイだ。
どっちにしても後始末が大変だ。シーツとかじゃないぞ、布団まで被害がある。
「よし、風呂場イくぞ」
ソファーに座るのを止め、立ち上がったゾンビマンは私の背と膝裏に腕を突っ込み抱き上げる。
突然の浮遊感に思考が吹っ飛んだ。
『やるとは言ってないから!潮じゃなくて、おしっこの方出るやつでしょ!全ての女が出るとは限らない、100%出るのは尿の方だから!』
「おーおー、どっちであろうとお前が気持ち良いなら俺は構わねぇ!」
失禁癖が付いたらどうすんだ…と、脱衣所に降ろされて渋々衣服を脱ぐ。
宿泊であるために、じっくりお風呂に入れるけれど、汗をかくので、身体だけちゃっちゃと洗い(ゾンビマンは私の身体を洗いたがってたけど)浴室内のマットを敷いた。
ごそごそと何か持ってきているな…?避妊具ほか、ドレッシングにも見えるもの…ローションと書かれている。
「マットにとりあえず座れ。今日は俺がやりたいんだ、マグロってろよ」
『…チッ、後でずーっっと上に乗って腰振ってやるかんね』
「おう、威勢の良いこった」