第93章 94.(激裏 89.の浴衣脱ぐ辺り)
『待って』
「なんだ?タオルとかなんか持ってきて欲しいもんあるか?」
色々知識は叩き込まれても、本能には抗えないのだ。
『ホントは、安全日っていうのはないけど、今日だけは、中…いいよ?』
それに言質もある。
もしもの事があっても、責任は取ると。それに、もしもがあっても宿った子は望んでない存在ではない。きっと遅かれ早かれ宿るものなのだろう。
だから今日だけは。
立ち止まったゾンビマンはゆっくりとさっきまで居た位置に来て、半分ほど持ち上がった性器をしごく。あっという間に臨戦態勢だ。
再び、私の膣の中へと潜り込んでいく。ゆっくりと。
「嘘はつかねぇな?」
『…うん。66号も、もしも今日のこれで出来たら、約束守ってよね?』
「もちろんだ」
ニカッと笑って腰を動かす。先ほどの精液が腹の上から石畳へと垂れ落ちる感覚。
見つめ合ったその赤い瞳は嬉しそうで、少しとろんとしていて私の中の感覚を時々角度を変えて楽しんでいる。
熱く硬い性器が摩擦する度ににちゃっ、と厭らしい音がする。
『あっっ!』
私の中で先端部分がぐりぐりと執拗に攻める。
ここは外だ、声が出ないようにしなくちゃ。必死に声を耐える。
「ここがいいのか、じゃあしっかりとイカせてやらんとな…!」
くち、にちゃっにちゃっ。
出入りする卑猥な音。呼吸を荒げ、ゾンビマンは念入りに同じ場所を突く。
質量のあるものの出入りで、私の気持ち良い場所を探り当てられてしまったようだ。上向きの角度に合わせるように、えぐるようなピストンは私の中の肉癖を刺激する。
「…は!なんだよ、これ、最高に気持ちよすぎるだろ。腰が、止まんねぇぞこれ…!」