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恋と友情と魔法と

第2章 入学手続き


アリスの寮は帽子屋寮らしい…
出て行く時彼女が言っていた…
多分次は遊園地寮か赤薔薇寮に向かうのだろう…
これからの学園生活が更に楽しくなりそうだな…と思いつつ次の生徒を呼んだ…
「何だか楽しそうだな…スノウは…」
「えっだって…」
久しぶりにアリスと同じ学校に通えるんだからね…
シンフォニアに来る前もアリスとは違う学校だった…
初等科の頃は一緒の学校だったんだけどね…
違う尞だけど基礎クラスは一緒だからHRの時に会うしね…
明日から楽しみ~
「あまり騒ぎは起こすなよ、お前の場合ツインズや雪…そして猫と鼠とユキ兎の3人が絡むとろくなことが無いからな…」
「あはは…分かってるって…」
目をそらしながら書類の方に目を向ける…
因みにユキ兎とは私の姉さんの事だ…
ボリスやゴーランドと同じ…楽しい事が好きな人で…

学生証を発行する新入生はもういない様ね…
あとは再発行を希望する生徒だけだ…
ユリウスの説教か…
遊園地寮に行く用事があるのに…
溜息つくと…
「スノウはこれから遊園地寮に行く用事があるんだったな…」
「うん…ユリウス…明日の授業の予習に…」
実は…違う…マジックアイテムを改造して遊園地寮のレクリエーション室でボリスたちと一緒に試す予定だ…
明日はゴーランドの現代魔法史とかの座学だからそんなに予習する事はない…
ってか予習なんてしたことが無いけどねっ☆
…って考えてるとナイトメアが笑いながら
「いっといで…もう新入生は来ないだろうから…」
「君も分かってると思うが…消灯の時間までには帰るように…」
「お前の姉に面倒なものを作るなと伝えておけよ!」
「分かってるって…じゃあ!!」
書類を机の上に乗せると…
急いで遊園地寮に向かった…
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