第3章 ダイヤゴン横丁
杖か…
リストはあと杖を買うだけで終わりだ…
ハグリッドを待っている間…私とハリーは杖を選んでいた…んだけど…
「これはどうかな?」
オリバンダーさんは柳の木を使用した26㎝の杖を渡してくる…
なんでも、ハリーのお母さんが気に入った杖らしい…
私が振った瞬間…雪が降り出したので杖が私を選んだって判定されてすぐに決まってしまった…
この杖は妖精の呪文にぴったりの杖らしい…
在学中は基本的にこっちを使わないといけないのか…
懐中時計を使わない様にしとかないとな…
と、ため息をつきながらハリーの方を見る…
これで何本目だろうか…
お店の中がだんだんと荒れていっている気がするんだよね…
気のせいなのかな…?
スノウはだんだん飽きて来て、転寝をはじめようとした頃…
「おお、そうじゃ…」
ん?何かとっておきの杖が来るのかなと思って再びハリーの方を見る…
今度のは柊と不死鳥の尾羽の杖らしい…
めったにない組み合わせなんだ…
ハリーが杖を振ろうとした瞬間…周りの空気が変わった‥
杖の先端からは光が出て…とても幻想的だった…
オリバンダーさんはハリーの杖について説明している…
いつの間にか…ハグリッドも居た…
それにしても、引っかかるな…
ハリーの額の傷を負わせた人と彼の杖の芯が同じだなんて…
兄弟羽か…
そのもう一つの方の杖の持ち主はある意味では偉大な事をしたって言ってたっけ…
ついでに少し調べてみようっと…