第2章 ハリーとの出会い
なんでも、そのハリーという子は幼い時に両親を亡くして親戚の家に住んでいたんだけど…
11歳の誕生日に来たホグワーツからの入学許可証が原因でその一家全員で手紙から逃亡しているらしい…
最初その話を聞いた時…バカだな…と思ってたけど…
前言撤回…
大馬鹿者だね…ハリーの親戚は…
両親の事について嘘をついてたなんて…
ハリーが可哀想だよ…
校長先生が決めて預けて来たんだからしょうがないかもしれないけれど…
私はハリーの気持ちが分かる気がする…
それと…ハリーって今日誕生日なんだね…
よし…
一通りの話が終わると…ハリーの方に近づいていった…
「初めましてハリー君!同じホグワーツの新入生のスノウ=ドリームローズです!」
自分の出来る限りの明るい表情であいさつすると…
ハリーと握手した…
彼は照れながら自己紹介をする…
私がギリギリ6年生の年齢だって知ったら驚きそうだな…まあ、言わないけど…
因みに、教職員は全員知っている…
急に6年生から魔法学ぶとか無理だしね…
そう思うとハリー達と一緒にロンドンに向かった…