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ホグワーツと不思議な少女

第8章 学年末と賢者の石


私は目が覚めると医務室に居た

両隣のベッドにはハリーとユキがそれぞれ寝ていた
私はマダムポンフリーの所に歩いていくと

「あらどうしたの?ドリームローズ」
「おはようございます」

私はマダムから薬を受け取ると近くの椅子に座って飲み干した
続いてユキも起きて来て薬を飲み干している様子をみてマダムは満足そうに頷くと

「貴方方はすぐにでも退院できそうね」

そう言ってマダムは私達の制服の準備を始める

私とユキはお互いに見合わせて笑うと

「ちょっといいかのミス氷雪、ミスドリームローズ」
「ダンブルドア先生」

校長は微笑みながら私達を交互に見ると

「君達に話さなければならないことがある」

そう言って賢者の石の事や私達が気を失った後の事等を教えて貰った

そして

「あと君達が使用されたと推測される呪文の事じゃが」

私達はあの時使った呪文の思い出すと

「フローズン・エトワールとスノークロックですよね」
「その呪文はちょいと強力で特殊での…今の所君達しか使えないし再現も出来ない」

「直前呪文でもですか?」
私が問いかけると校長は頷いて

「そうじゃ、じゃがの…君達の使い方次第でこの二つの呪文は様々な使い方が出来る」

ナイトメアもそのようなこと言ってたっけと思っていると

「その二つの呪文はいざという時に使うと良いじゃろう」

校長はそう言ってハリーに面会しに行ってしまった


「ねえ、ユキ」
「ん?」

「私達って一体なんだろうね…」
「そうだね、確かに私達は共通点が多いし私達にしか使えない魔法があるし」

私はそれだけじゃないと思いつつ

「まあ、いつか分かる日が来るよね」

ユキはそう言って私に笑いかける

その後私達はマダムから受け取った制服に着替えながら今日の夕ご飯の話をしていた
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