第7章 仕掛けられた罠と賢者の石
確かに先に進むための薬は無かった
「ねえ、ユキ…さっきの言葉ってさもしかして呪文だったりするのかな?」
私は紙を取り出すと言葉が書かれてる所だけを杖で取り出した
「試してみる?」
ユキはそう言うとフローズン・エトワールと唱え
次の扉の前にある炎が凍りついて汽車の蒸気のような音を立てて消えていった
「わぁ…あまり乱用すると禁止されそうな呪文だ…」
「そうね」
炎が蒸発っするってどういうことよ!とツッコミを入れつつ先に進んで行った
扉の先にはみぞのかがみとハリー…そして
頭に変なおっさんをくっつけたクィレル先生だった
「やっぱりスネイプでは無かったんですね…クィレル先生」
「じゃましに来たか…氷雪…そしてドリームローズ」
みぞのかがみでハリーに何かをさせようとしているというクィレルは私達の方を睨んでいる
「まあ、いい…この二人はイレギュラーな存在だじきに我々の仲間になるかもしれぬ存在だ…」
「わが君…ですが」
クィレル先生の頭に付いたおっさんは私達の方を見ると
ハリーの方に向きなおす
「さて…ポッター…ポケットの中にある賢者の石を頂こうか」
ちょっハリーが何で石を持ってるの!?
私とユキは急いでハリーの方を見ると彼の右ポケットが膨らんでるのが見えた
あれじゃあバレバレですよハリーさんと思いながら
ハリーを捕まえようとするクィレルに武装解除呪文や簡単な呪いなどで応戦し始める
けど…流石は先生、全部防がれてしまった
「どうしよう」
「ねえ、あれつかってみよう」
私はもう一つの呪文スノークロックを指さした