第6章 ハロウィンとクリスマス
中に入って来たのは巨大なトロールだった
後ろでハーマイオニーは悲鳴を上げている
「ユキ、魔法の準備は良い?」
「ええ」
私とユキは杖を構えると入り口の方を見た
女子トイレの中に入ってきているトロールの後ろにはロンとハリーが立っていた
私とユキは魔法で水道管を破裂させてトロールの足止めをしていた
暫くして、ロンは鉄パイプを投げつけながら何か言っていてハリーはトロールに飛びつくといったバカな行動に出た
「ロン!魔法を使って!貴方も魔法使いでしょ?」
「ビューン、ヒョイを思い出して!」
私とユキはロンに言うと
「ウィンガーディアム レビオーサ!」
彼の浮遊呪文は成功し、トロールの持っていた棍棒は暫く浮いた後に頭に直撃した。
トロールが倒れた後、私達5人は顔を見合わせると先生方が走って来た。