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ホグワーツと不思議な少女

第6章 ハロウィンとクリスマス


飛行訓練の授業から数週間が経ち
ハロウィンが近づいてきた
あの日から色々とあってハーマイオニーはハリーとロンには話しかけなくなっていた
私とユキは3人にいつもの通りに接しているんだけど
ご飯の時の沈黙が怖い
5人一緒に食べているハズなのに見えない壁があるかのような感じになっている
ナイトメアは最近来ない


そんなある日、浮遊呪文の授業を受けている時に事件は起きた
私とユキはいつも通りに一緒に組んでいたんだけど、何故かハリーはシェーマスと組み…ロンはハーマイオニーと組むことになってしまった
私とユキは二人とも呪文を成功させると…問題のロンとハーマイオニーの方を見ていた
「あ~口論になってる」
「でも、ハーマイオニーも呪文成功させたみたいね…ロンは機嫌最悪みたいだけど」
私達は苦笑いしながら話していた


授業終了後
私とユキとハーマイオニーは授業の話をしながらロンとハリーの近くを歩いていた
すると
ロンがハーマイオニーのものまねをしたかと思うと
「だから、誰だってあいつには我慢できないっていうんだ。全く悪夢みたいなやつさ…」
私とユキは顔を見合わせてハーマイオニーを見ると悲しそうな顔をして走っていってしまった
「「ハーマイオニー!!待って!」」
私とユキの呼びかけにも答えずに行ってしまった
「今の聞こえたみたい」
ハリーはロンに言うと
「それがどうした?誰も友達が居ないって事はとっくに気が付いているだろうさ」
彼は悪びれも無く言ったので私とユキの堪忍袋の緒が切れた
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