第4章 合宿
日向side
まゆかは、俺に全部打ち明けてくれた。
小学校の頃から伊月を好きだったこと。
その思いは今も変わらないけど、高尾のことも気になっているということ。
もし、まゆかの思いが叶わなかったとしても後悔はしないということ。
なんだ…。
俺、中学でまゆかに出会ってからずっと片思いだったって事だろ?
「おもい」って中々結ばれないもんだよな。
というか、まゆかも伊月のこと好きなんだったら両想いじゃんかよ。
お互いに攻めきれずにずっと幼馴染なんて、何やってんだよあいつら…。
ったく、こっちがむず痒くなるわw←
まゆかに対するこの思いは忘れられそうに無いけど、俺が潔く諦めた方がまゆかのためになるってんなら。
今度は、俺が伊月を手伝う番か…。
最近は高尾のことも気になってるって言うし。
伊月お前ぜって〜負けんなよ…!
俺はお前を応援するから。
友達としても、元ライバルとしても。