• テキストサイズ

イーグルアイを持つ彼への片思い?【黒子のバスケ】

第4章 合宿


貴方side


「まゆか、好きだ…。」

私は少し、その言葉を聞くのが怖かったのかもしれない。

私自身、そのことで悩んでいたから。



日向くんや黒子くんが伝えてくれた気持ち。

それは私が俊くんや高尾くんを思う気持ちと同じでしょ…?


もしそうだとしたら、私の気持ちを話したらきっと悲しくなっちゃうよね…?

それでも黒子くんはいつも私の相談にのってくれるけど、本当は悲しいのかもしれない。


もう、これ以上人を傷つけるのは嫌だ。



このとき私は思った。

誰かを想う気持ちなんて、なくなっちゃえばいいのにって…。


私だって、日向くんを傷つけたいわけじゃない。

なのにどうして…!


今泣いちゃまた迷惑をかけちゃうって分かってたのに、私は込み上げてくる涙と気持ちを抑えきれなかった。


日向:「まゆか、わりぃ。 俺でよけりゃ相談にのるから。^ ^」

ほら、やっぱり心配かけちゃったな。

今も無理して笑ってる気がするし、これ以上日向くんに悲しい思いをさせたくないから、、


まゆか:「ううん、大丈夫!ごめんね急に。」


少し強がった私に日向くんは、

「相談してくれないと俺が困んだよダァホ!」

って返した。



どうしようかって日向くんの顔を見てみると、日向くんは頷いてみせた。


ごめんね、けど、、ありがとう。



…話そう。

そう決めた私は静かに口を開いた。





/ 69ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp