• テキストサイズ

イーグルアイを持つ彼への片思い?【黒子のバスケ】

第3章 熱



日向:「おい伊月⁉︎ 動けるか?」


黒子:「先輩…。 あまり無理しないでください。」


リコ「あんたたち〜何してんのって、、伊月くん⁉︎ 」


みんなの声が、私の頭の上をすどおって行く。


…落ち着け。

…落ち着け自分、、。




思考を取り戻した私は、ようやく、今おこっていること理解することができた。


今、私は何をすればいい?

私は誠凛バスケ部のマネージャーなんだ。

何とかしないといけないって分かっているのに、、金縛りにあったみたいに体が動かない。


…なんで動かないの。

いま、止まってちゃダメなのに。

早く俊くんのとこに行きたいのに。


、、どうして。



日向:「火神っ、保健室まで伊月連れてってくれ! 黒子はタオルとドリンク頼んだぞ!」


やっぱ日向くんは凄いなぁ…。

こんな状況でも、落ち着いて対処してる。


日向:「まゆかは、保健室で伊月看病な。 部活終わったら呼びに行くから、」


まゆか:「分かった!」



ふわっ。

さっきまで固まっていたからだが動き出した。



今、なんとなくだけど、俊くんがいつも、日向くんを認めているわけがわかった気がした。


皆をまとめる日向くんの言葉には、みんなの心をほぐす、魔法のようなものがかかってるんだ、きっと。


私も、俊くんを楽にしてあげたい。

俊くんのためになりたい。


もちろん、誠凛バスケ部のマネージャーとしてもだけど、、、、



私という一人の人間としても。

/ 69ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp