第2章 好きなんだ…。
黒子side
今日は本当に大変な一日でした。
僕の大好きなまゆかさんが、伊月先輩のこと好きなんです。
まぁ、前から気付いていたことですし、分かってたことですから。
でも、直接本人の口からそれを聞くのは、正直キツかったですね。
どうやら、伊月先輩もまゆかさんのこと好きなようですし、2人とも僕の大切な先輩ですから、、。
、、幸せになってほしいです…。
まゆかさんの幸せが、僕にとっての幸せですから。
だから、僕の決意が変わらないうちに、お二人には宣言しておきました。
…、、全力で応援すると。
とわいえ、さすがに今日は落ち込んでるので、マジバのバニラシェイクを飲んでいました。
目の前に現れたまゆかさんと伊月先輩を見て、僕の胸がちくりと傷んだのは気のせいということにしておきましょう。
僕は心に決めたんですから。
だから、まゆかさんには、
「頑張って好きな人聞いてみて下さい^ ^」
と言い、伊月先輩には、
僕の伝えたいことをメールしました。
、、本当は、両想いのことを教えてあげられたら良かったんですけど、僕の心はそんなに強くないです。
幸せになって欲しいと願う心の何処かに、取られたくないという思いが残ってますから。
それでも僕は、全力で応援します。
おっと、伊月先輩からメールの返信がきました。
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ありがとな、黒子!
俺、さ、自分にもっと自信持つ。
ダジャレでまゆか笑わせるから‼︎
それと、いつかは他のことで笑わせられるように、頑張る。
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少し意味をとらえ間違えてるような気もしたんですが、僕の気持ち、伝わってると嬉しいです。