第2章 好きなんだ…。
その後は特に喋ることもなく、気づけばマジバについていた。
いや〜、本当はいっぱい喋りたかったんだけど、ダジャレも思いつかないほど緊張してたからなw
ほんと、まゆかといると調子狂う。
まゆか:「あぁ〜、いい匂い♪ 2人でくるのほんと久しぶりだね。 俊くんはなに食べるの⁇」
伊月:「んー、バニラシェイクとポテトかな。 まゆかは?」
まゆか:「じゃあ、俊くんと一緒で!」
伊月:「オーケー。 俺がお金出すからそこ座ってて。」
まゆか:「え!? いや、いいって! 自分で払うから。」
いやいや、遠慮しなくても…。
だって、俺はまゆかに奢ってやりたいんだよ?
ちょっとぐらい格好つけさせてくれたっていいじゃん。
だから、、、
伊月:「いいからいいから、いつも頑張ってくれる感謝の気持ち!」
俺の口から出たのは、言い訳半分、本音半分のことば。
まゆか:「俊くん、、ありがとっ^ ^」
それでも、俺が一番見たかったものが見れた。
キラキラとした笑顔が。
、、、ほんと、何回みても可愛い。///
だから、この笑顔は誰にも見せて欲しくないんだ。
俺だけで独り占めしたい。
なんて、欲張りだよな。