第2章 好きなんだ…。
はぁ…ー。
俺は大きくため息をついた。
日向とまゆかって、本当仲良いよな。
試合の後ハイタッチしてるし、さっきも頭撫でてたし。
…、、日向だけずるいよ、。
ーあぁ、嫉妬するなんてカッコ悪りぃ。
でも、俺はまゆかの彼氏でも何でもないんだから…。
伊月:「でも、日向と話してる時のまゆか、ほんと楽しそうだよなぁ。」
⁇?:「そうですか? 僕には伊月先輩と話してる時の方が楽しそうに見えますけど。」
伊月:「く、黒子⁉︎ だから急に、、。」
黒子:「すみません。ずっとここに居たんですが。それより、伊月先輩ってまゆかさんのこと好きなんですね。初めて知りました。」
どうやら、俺の独り言は黒子に聞こえていたらしい。
どうにかして誤魔化さないと。
伊月:「ち、ちがっ、、。」
黒子:「大丈夫です。伊月先輩はこのままでいいと思います。僕は伊月先輩を応援してますから。」
そう言うと、黒子は部室の方に歩いて行った。