第1章 従兄、お兄ちゃんに見つかる!
「もう 適当に、注文しといたから、神崎さんは、好き嫌いとか無いわよねぇ?」っと聞かれ
「えっ あっ はい、有りません。」っと言って又下を向く。
そして、下を向きながら私は、ちびちびっとお酒を飲みながら陰キャラに徹した。
なのに・・・
「ねぇーねぇートッティって何にもなし男って呼ばれてるんだよねぇー」とか、聞こえてくる。
そんな、自分の心に、ふつふつっと沸いてくる物が有る。
『あぁ~あれから、少しはキレないようになったつもりだったのになぁ~』っと思いながらも、まだしっこくトド松に、絡む女に、純子は、ブッチっとキレた。
ガツンっとコップを置く音がしたかと思うと、同じ会社の人が、
「...神崎さん?....」っと言って少し戸惑う。
「おい! そこの女!」っと怒鳴る。
「えっ 私?」っと言われた方は、自分を指差す。
「そうだよ! トド松お兄ちゃんは、!あんたなんかより可愛くて、カッコいいんだよ!。 あんたなんか、化粧落としたら、肌荒れの見るに見れない顔のくせに! 偉そうに...言うな!」っと言い切った。
「・・・ハッ...」っと目をパチパチ、そう トド松と目が合ってしまったのだ。
「かっ 帰ります!」っと慌てて立ち上がる。
少しふらつき、転けそうになる。
「大丈夫?」っと支えられ、その人物を見ると、見知った顔だった。
「あっ あつしさん!ありがとうございます。
あっ 失礼します。」っと言って又慌てて靴を履いてお店を出る。
・
・
・