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【魔入間】貴方の背中が好き

第1章 【1年前】


夢主side



先生の準備室のドアをノックしようとすると、
カチャ、と静かに音を立ててドアが開かれる


「あ…」

『あ、もしかして、もう帰る?』


少し目を見開き、目を逸らされる


「いや、トイレに行こうと思って…」

『!そっか…!!あ、トイレ行くならその間に着替えてもいい?』

「いいよ。じゃ、戻ってきたら声かけるから…」


そう言ってそそくさと目を合わせずに出ていった。
…何故かバラム先生が目を合わせてくれない。
着替えて椅子に座ってしばらく待っていると、外から声を掛けられる。
小走りでドアを開けに行くとバラム先生は頭を撫でて中に入っていく。
……また、目を合わせてくれない。
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