第5章 最強教師とエロ教師
「先生はやく枯れればいいのに」
「お前が悲しむから無理だ」
「すごい自信」
呆れた呟きに先生がフッと笑う。
自然な動作でふにゃっと唇を重ねられ、なんとなく条件反射でそれに応えた。
啄み、食むだけのキスの後には、こつんと額同士がくっつけられる。
「いいって言えメイリー。天国行きてえだろ」
悪い大人はこうして誑かす。
毎回毎回、私もそろそろ学習能力を備えるべきなのだが。
分かってはいても先程から絶えず押し付け、擦り付けられる立派なソレが気になって仕方ない。
「・・・・・・ダメって言ってもやめてくれないくせに」
「ほう?なら聞くが、さっきから物欲しそうな顔してんのは誰だ」
囁き落として、不意にゴリッと。
下半身に触れてきたその熱。
ビクッと動いた私の肩に触れて、上からじっと見つめてくる。
拘束を解かれた手はゆっくり先生の頬に伸ばした。