第5章 最強教師とエロ教師
「せんせ・・・・・・ちょ、・・・冗談・・・」
「俺を煽ったお前が悪い。お前が眠かろうがなんだろうがこのままじゃ俺が眠れねえ」
知らないし。
煽ってないし。
理不尽に責任を押し付けられるも、半端じゃない危機感に追い立てられて泣きそうだ。
微かに残った僅かばかりのプライドに励まされて、先生の煩悩を殺したい一心でギッと睨み威嚇した。
しかし、それに対する先生の反応はと言えば。
「・・・・・・やべえ、その顔そそる」
「・・・・・・」
変態には効果が無かった。
「っ嫌ですから!もう本気で無理ですから!!」
「うるせえな。AV観てる暇があるなら俺に抱かれてろエロガキ」
「なんのことですか!!」
挙げ句の果てには訳の分からない言い掛かりをつけられる始末。
私がいつAV鑑賞しましたなどとアホな事を言ったというのか。
事実無根のレッテルに頭を抱え、げっそりと先生を睨み上げた。
「先生・・・私もいい加減怒りますよ。観ないしAVとか。あなたと一緒にしないでください」
「バカ言え、私がそんなもん観る訳ねえだろ。俺は自分の右手より実物の穴を使う派だ」
「最低です」