第8章 結局格好いいリヴァイ先生
「・・・・・・あの、リヴァイ先輩。差し出がましいようですが申し上げます。女の子がすでに極限迎えていますが・・・」
そう提言してくれた金髪の人。
なんていい人なんだ。
「実は俺もずっと気になっていたんですが彼女は一体・・・?」
とは黒髪の人。
ですよね、スミマセン部外者が居座って。
「俺の勤務先のガキだ。気にするな」
これは先生。
あなたは気にしろ。
「先、生・・・・・・」
「なんだ」
「・・・・・・ヤバいです」
「そうか。耐えろ」
鬼か。
私を見下ろす二人の男性は、そっと憐れみの眼差しを送って寄越してきた。
同情するならこのエセ教師を蹴り落として下さい。