• テキストサイズ

キメツ学園ー輪廻編【鬼滅の刃】

第70章 本当に最強?


「その…向こうが買収して何をしようとしているのかもはっきりしないし…」

『だから!!無惨の時とおんなじ!!ここら辺全部を支配できちゃうんだよ!!鎮魂がようやく進み出したのに全部ストップだ!!産屋敷と霞守がようやく協力的になったのにさああ!!』


もうヒステリックで何が何だか…。逆に私が冷静になってしまった。


「わかるけど電話をかけるところを間違えているわ。私は何もできないの。」

『あるだろ!!できること!!もう猫の手だろうがの手だろうが借りたいの!!DRIZZLEの動向がいまいち読めないからお前にも色々やってもらうからな!!』

「……いや、うんとは言えないけど…。本当にみんな買収に反対なの?」

『あ た り ま え だ ! ! !』


……うん。落ち着いて欲しい。本当に。


「ああそう。じゃあ…頑張って。」

『お前も死ぬまで働いてもらうからな!!』

「……あの、あと一年は生きていたいんだけど…」


優鈴はわざとらしく誇張して言った。


『俺が言うことだけをやれ!!』

「……ええ」

『返事!!』

「はい…」


……あいつ、本気で余裕ないな。全然私の話聞かないし。いつも面倒なくらい優しいのに、珍しい。


(やばいって言うのもわかるけどなーーーーー……)


優鈴、あの様子で大丈夫だろうか。
……何か裏があるのかもしれないなぁ。

…俺が言うことだけをやれ、かぁ。なんか引っかかる言い方されたな。
/ 1161ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp