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loop-ループ-いつか辿り着く世界【鬼滅の刃】
第1章 死なせない
鬼に刀を投擲して炭治郎が叫ぶ。
目を丸くしてそれを見ていた杏寿郎は、苦笑と共に彼を呼ぶ。
『此方へおいで。少し話をしよう』
もう何度も繰り返し観たシーン。
だけど、今回は何故か目が霞んできた。
泣き過ぎたからだろうか。
ゴシゴシと目を擦るも、視界が段々と暗くなる。
『母上、俺はちゃんと出来ただろうか』
嫌だ・・・
死んじゃ嫌だ!
瞬間、目の前が真っ暗になった。
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