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ねこ神様と太陽【鬼滅/煉獄さん/救済】

第34章 緊急事態、柱合会議





天「はーん。結局 俺に見せたくなくなったって事か。随分と良い女なんだなあ、桜ってのは。」


杏「確かに見せたくない程 酷く愛いが、この女性が桜だ!!それから渡す気は毛頭ない!!!」

天「それだとしたらいらねーよ!!そもそも何で喋ってんだよ怖いわ!!」





(…………それ…って呼ばれた…。ユキの姿なのに評判が悪い…こんな綺麗なのに何で………、)




天元の言葉に桜は再びショックを受けると癒やしを求めて行冥の元へとぼとぼと歩いて行った。


その元気のない後ろ姿を横目で見送ると杏寿郎は笑みを消し ぐっと眉を寄せて天元を見つめる。




杏「今の言い方は如何かと思うぞ。それに君は何故自慰の仕方の他に夫婦がする行為を手紙に書いたのだ。婚姻前に破瓜を経験させるなど非常識にも程があると父に言われたが君はそれを知っていて書いたのか。」




その至って真剣な声色と生々しい言葉に不可解そうな顔を返す天元以外の全員が固まった。


桜は一番先に我に返ると杏寿郎に向かって走り寄り泣きそうな声を出す。




「な…何考えてるんですか……こんなお外でそんな話をしちゃだめです……!!」


天「…何だその慌て様。まさか煉獄お前本当にしたのか?これと?それに破瓜ってお前、俺が手紙出すより前から夜な夜な部屋に連れ込んで自慰の代わりに嫌がる桜を無理やり犯してたって言ったじゃねーか。 "嫌がる姿が愛い愛い" って狂気じみた笑顔でよ。それを俺のせいにすんじゃねぇよ。俺は親切に少しでも相手の女の負担が軽くなるよう助言しただけだぜ。」




これには杏寿郎も桜も全く心当たりがなかった為ぽかんとした顔で首を傾げ、聞きたくもない話が耳に届いてしまった しのぶ、小芭内、行冥は再び固まった。



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